愛し*愛しの旦那サマ。
いいの、いいの。
“プロポーズ”
という、素敵な響じゃなくてもいいの。
この際、ネーミングと形式はさほど問題ではない、
と、思いたい……というか、そう思わせて下さい。
とりあえず、どんな過程であれ、あの櫻井臣さんに、
“ 結 婚 ”
という、奇跡の二文字を言わせたのだから、これぞ結果オーライ……!
ということで、気分をさっさと入れ替えて、
「今夜の晩御飯は何にしようかな~」
料理本片手に、晩御飯の献立を考え中なう。
本来なら、何か記念日やイベントがあれば、前日までにはメニュー決定している筈なのに、なぜか今回はまだ未決定という困った展開……
何時もと同じ料理じゃつまんないし~
クリスマスは鶏丸ごと。
バレンタインは鯛丸ごと。
何だか丸ごと続きだから、今回も何かを丸ごと料理してやろうかとも考えたけど、次に思い浮かべるのは,
豚とか、牛とか……大物クラスしか浮かんでこない。
まだ、そこに達するまでのスキルは身についていないし……
う~ん、
と、悩んでいると、
チャーラララララララ~…
私の携帯が臣くん専用着信音を流しだす。