愛し*愛しの旦那サマ。

天井、

壁、

インテリア―…


よ、良かったぁ……!

よ~く見慣れた我が家だっ!


あ~、何だか、我が家に帰ってこれたって事実だけでも、かなりほっとするわ~


そう安堵しながら、寝なれたベッドにごろりんと転がる私。

私―…だけど、


「?」


臣くん……


そう、臣くん!

目が覚めたら何時も横に寝てる臣くんがいない!


もう起きちゃってるのかな……

私、臣くんにちゃんと伝えたいことがある。だから―…


そう思って、寝転がっていたベッドから飛び起きて、リビングへと急ぐ。

ガチャ、

と、リビングのドアを開けると、


「おはよう」


ソファーに座ってテレビを見ながら、臣くんが私に声をかける。


「お、おはよう……」


そう言って、おそるおそる臣くんの側へと近寄る私。


「気分は?」

「だいぶ、いいです……」

「まさか、またやられるとはな」


そう無表情に言う臣くんに、


「ご、ごめんなさい……」


一度ならず、二度までも、やらかしてしまったことへの謝罪。


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