愛し*愛しの旦那サマ。


「振り切っても……いいの?」

「出来るのならどうぞ」

「出来ません……」

「だろうね」


そんな会話の後、今度は私のおでこに軽いキスがおとされる。

次は、私が臣くんの背中に両手をまわして口唇に。

タオルケットの中で、何度も交わす口付け。

そして、臣くんの手が私の太ももをゆっくりとのぼってくる―…


「んっ……」


身体が素直に反応する。

思わず、目を強く閉じてしまう。


これは……

とてもじゃないけど、味噌を求めての旅に出かけられる雰囲気じゃな―…


そんな事を思った瞬間、


「……」


臣くんの動きがピタリと止まる。


「??」


と、思って目を開けると、じーっと私を眺める臣くん。

そして、


「いってらっしゃい」


と、一言。


「えっ?!」


思わず叫ぶ私。

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