愛し*愛しの旦那サマ。


「ヨガ教室ですか?」

「いえ、今日はピラティスに」

「ソウデスカ……」


そして、Fは伝票に手を伸ばし、


「では、奥様。お先に失礼しますね」


と、席を立つ。


はぁ~、やっとこのオジョーサンから解放される……


そう思ってストローに口をつけると、


「あと、最後に、」


Fがまだ何か言おうとするので、


……マダ、アルノ?


と、げんなりモードになる私。

すると、


「今までのこと……申し訳ありませんでした」


Fの口から謝罪の言葉が。


まぁ、色々と腹立つことはあるけど―…


「もういいですよ。私もちょっと大人げなかった部分もありましたし」

「本当ですか?」

「はい」


とりあえず今後、私の愛する臣くんにちょっかい出さないのなら、このオジョーサンも反省してるようだし、水に流してあげないこともな―…


「では、一応これで円満に和解ということで、私のした行動に対する今後の苦情は一切ナシでお願いしますね」

「……」


前 言 てっ かぁ ~ い 


一生ぉ、根に持ってやるわっ!!!


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