復讐神




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なんて、






これは嘘なんだけど。










ただ、僕にひとついえるのは、






人を信じることが出来ないということ。











信じることが出来ないから、






僕は、裏切る。






光に染まった奴等を裏切ってやりたくなる。















美「…お前のような人格達は、みんなそんな過去を持ってるの?」




同情のような眼差しを向ける美奈子。











ほら、そうして、すぐに僕を信じる。











バカみたいだよね、ほんと。





「んー、まあ、神の過去の重たさには負けるけどね。」






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