不謹慎ラブソング
「樋口ちゃん、メールアドレス変更でもしたんじゃない?」
先輩に言われ、私は首を振った。
第一、瀬田ならば私の連絡先くらい知っている。
例えメールが届かなくなってしまっていたとしても、彼女ならいくらでも伝える手段があるのだ。
「次回からは私が樋口ちゃんに送るようにするから。」
先輩はあまり深く考えていないのか、明るくそう言っていた。
「それにしても、最近は暑いね。少しは雨が降ってくれれば良いものを。」
先輩に言われ、私は首を振った。
第一、瀬田ならば私の連絡先くらい知っている。
例えメールが届かなくなってしまっていたとしても、彼女ならいくらでも伝える手段があるのだ。
「次回からは私が樋口ちゃんに送るようにするから。」
先輩はあまり深く考えていないのか、明るくそう言っていた。
「それにしても、最近は暑いね。少しは雨が降ってくれれば良いものを。」