【番外編】ロマンティックに抱きしめて。~ドキドキを貴方へ~
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笑顔でスタートした、今回のクリスマスパーティ。
少し不安だった先生と桐谷先生の仲も、思ってたより悪くないみたい。
その事が一番気にかかる事だっただけあって、今の気持ちは”楽しい”以外の何者でも無かった。
広々としたテーブルに並べられている数々の料理。
料理上手なリサの手にかかれば、きっとあさめし前なのだろうけど。
どれもこれも、頬が落ちちゃうってぐらい美味しくて。
何種類も用意されているお酒や部屋の隅っこに飾られている大迫力なツリー。
そして、笑顔の耐えないこの光景。
クリスマスパーティがこんなに良いものだったなんて…。
「フフフ♪」
込み上げた幸せに耐え切れず笑みを零すと、すぐ隣にいたエプロンを脱いだ姿のリサがスッと私の耳元に近づいた。
「心配いらなかったでしょ?」
「うんっ!リサ、本当に今日誘ってくれて有難う。凄く楽しい。」
まさか、クリスマスという日がこんなにワクワク出来るイベントだったなんて正直思ってなかった。
何から何まで準備してくれたリサには、ほんと感謝の気持ちでいっぱい。
それが出来るだけ伝わればと、気持ちを込めてリサに呟いた。
…すると。
フフフと一度笑ったリサ。
そして。
「喜んでもらって良かった。…でもね?ここからはくみに大活躍してもらうわよ?」
「…へ?」