【番外編】ロマンティックに抱きしめて。~ドキドキを貴方へ~
スタート開始から、数時間後。
美味しいお酒の力もあって、フワフワし始めた私の脳内には、そのリサの一言がすぐには理解できなかった。
「ねぇ。くみ?私との約束覚えてる?」
「…ふえ?あ!う、うん!あのアレとアレとアレを準備するってやつだよね?」
そんな私の言葉にクスクスと笑うリサ。
「うん。多分ソレ。」
そう一言呟いた彼女が、次の瞬間他2名に向けて声を上げた。
「お話の途中失礼します♪
これからちょっと、今日という日を更に盛り上げるために私達のサプライズを披露しますんで、
蒲生先生、くみを少し借りますね。」
…へ!?
何事かと思った私。
けれど、すぐにその手に体を起こされ、奥にあった白い扉の奥へと連れて行かれた。