【番外編】ロマンティックに抱きしめて。~ドキドキを貴方へ~

パタンと音を立ててしまるドア。

真っ暗の部屋の中に連れてこられた私は、フワフワとする意識の中、その鼻に届く不思議な香りにココがどこなのかと必死に考えるけれど。

パチンという音と共に、その光景が目の前に映し出され一瞬言葉を失った。



「わっ!」

「ふふふ。さぁ、くみ。ファッションショーの時間よ。」



紫色のサテン生地が広がる大きなベット。

その上に広げられたサンタクロースをイメージした衣装に、いくつもの小物達。

けれど、その全てが何ていうか…。



「ね、ねぇ。リサ。まさかと思うけど…。これってリサから私への…衣装?」

「そうよ?当たり前じゃない。」



意地悪っ子のような表情で笑うリサ。



ち、ちょっと待ってよっ!!

なんで、こんなにも短いの!??


そう…。

すぐ目の前にあるソレは、ツヤツヤと赤い輝きを放ち、着わずとも分かる程の短い丈。

普段着のワンピースですら経験した事の無いその短さに一瞬で酔いがさめてしまう。



「む、無理だよっ!こんな短いの!わ、私に似合うはずなっ…

「だーめ。それとも何!?私が心を込めて準備したプレゼントをいらないとでも言うの?」



うっっ!!?

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