【番外編】ロマンティックに抱きしめて。~ドキドキを貴方へ~
【くみside】
*
元気よく声を上げるリサ。
その横で、出来るだけ目立たないようにその存在を隠してるつもりの私…。なのだけれど…。
目に映るは、短い丈をクイッと引っ張った私の手。
そして、フワフワの白いファーの下に見え隠れする黒のガーターベルトとストッキング。
きっと、それは真上の私から見るのとは違い、正面にいる先生にはバッチリ見えているはずで…。
今すぐにでも元の部屋に逃げ込みたい衝動を必死に抑え顔を上げれば、リビングにいる先生がその手を顔に当て、目を大きくしている姿が目に映った。
「~~~~~//////」
ど…どうしよう。
恥ずかしさのせいか、ワンピースから伸びる体全てがピンク色になってしまっている私をよそに、すぐ隣にいたリサがギュと私の肩を抱いた。
「どう!?蒲生先生!くみ、似合ってるでしょ~!?」
私が選んだロングドレスの衣装を身に纏ったリサがキャッキャと騒ぐ。
その体が揺れるたびに、スリットの入ったそれがヒラリヒラリと揺れ動き、チラチラと紫色のガーターベルトとそれとお揃いのストッキングが見え隠れした。
色気のあるリサをイメージしたその衣装は、やっぱり本人に似合っている。
けれど…。
「………。」
一向に口を割らない先生。
徐々に不安が募る中、ギュッと短い丈を握り直した。