バスケ部員と同じ屋根の下
千影君は私の膝に転がって来た。




「美亜の膝って温かくてキモチがいい」



「変なコト…言わないでよ…」



千影君は瞳を閉じて私の膝枕の心地よさを味わう。


スースーと規則正しい息遣い。



千影君はそのまま…眠りに落ちてしまった。


私は千影君の柔らかい髪をそっと撫でる。


千影君が実は男の子だって知って…戸惑ったけど。



今は男の子で良かった…思ってる…




大スキだよ…千影君。











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