@からはじまる。
その時、廉からline来たんですけど、開いただけで、読まずに春くんとのlineを続けたんです。プレゼントを買い終わって、lineを見たら…。
『明日、何時にする?』
『なんで、無視するんだよ。既読つけたなら、返せよ。
やっぱり、明日無しな』
って、2通来てて。
廉には、渡せなかったプレゼントが恥ずかしいから、小説読んでたことにしています。
これが、ケンカしてる理由です」
「ふーん。ふみねが悪いかー。確かにふみねが悪いね。
でも、理由はlineを無視したからでは、無いかな?」
「違うんですか?lineを無視したから、廉は怒ってるではないんですか?」
驚いてしまった。
「少しは、あるかもしれないけど、それが、全てではないよ」
「廉もガキだねー。」
と小さく呟いた。裕紀さん。
「理由は、ふみねが探しなさい。また、廉のことで何かあったらlineちょうだい。」
そういって、携帯をさしだした。
私も急いで取り出して、lineの連絡先を交換した。
「またね!ふみね。コーヒーありがとう」
「文音!!」
公園の入口に廉が息を切らしてたっていた。
「廉」