HONEYTRAP(番外編)~お見合い結婚のススメ~
「それは元々…浅見さんの落としたジッポです…」
「そうだったな…」
浅見さんは相槌を打ち、クスクス笑った。彼の笑う顔は特別に思える。いつも、社内ではクールなイメージしかないし、結婚すればもっと違う表情も見せてくれるんだろうなぁ。
「苦しいの…おさまった?」
「はい、おかげさまで」
「突然、息の仕方忘れちゃうなんて…緑川さん、面白いね」
「そ、それは…浅見さんのせいで…」
私を見つめる浅見さんの目の色に再び、暗雲が。
「浅見さんが悪いワケじゃなくて、素敵過ぎるから…」
「そうだったな…」
浅見さんは相槌を打ち、クスクス笑った。彼の笑う顔は特別に思える。いつも、社内ではクールなイメージしかないし、結婚すればもっと違う表情も見せてくれるんだろうなぁ。
「苦しいの…おさまった?」
「はい、おかげさまで」
「突然、息の仕方忘れちゃうなんて…緑川さん、面白いね」
「そ、それは…浅見さんのせいで…」
私を見つめる浅見さんの目の色に再び、暗雲が。
「浅見さんが悪いワケじゃなくて、素敵過ぎるから…」