世界一幸せな国Ⅰ


その次の日は、みんなの驚きを見る連続だった。



お母様と3人で、エドワードが来るための準備をした。



集合の30分前、前世の姿になった私たちにお母様が驚いたのがスタート。




バ「本当にカーソルト人の顔って綺麗ねぇ」



バ「いや、きっと2人だからこんなに可愛いのよねぇ」




そう言いながら舐め回すように顔を見られた。



次に見たのはお父様の驚く顔。





ア「ただいま〜……誰だ?!バーバラ!なんでカーソルト人がいてローナとユアンがいない?!」




それはもう、傑作だった。


昨日はわかって、なんで実物を見て分からないのか。




「あーあ、お父様にそんなこと言われちゃうなんて……私結構悲しいなぁ」




ア「なんなんだ君達は!ローナとユアンをどこへやった!お父様だなんて呼ばれたくない!」




ローナとユアンの姿に戻り、言った。





「あーあ。さみしいね、ユアン」



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