世界一幸せな国Ⅰ



ここで正体を明かすとさらに固まる。




エ「えっ5歳……えっ」





パニックなようだ。




5歳の割に大人びている理由を、前世の記憶があるからとだけ伝えると、また固まってしまう。




「おーい、エドワード!おーい」





最後に、前世が近藤藍乃と出雲彼方であると伝えると、トドメを刺された彼はとうとう完全にフリーズしてしまった。






バ「いい子ね、特に反応が。気に入ったわ」



「可愛いでしょー?」



ア「特に荒れているようでも強そうでもないが大丈夫か?」




ユ「大丈夫大丈夫!ただの溜まり場みたいなもんだから!全員が何かを抱えてたらやってけないよ」




ア「そういうものなのか」




そして数分後、フリーズから立ち直ったエドワードは言った。



エ「領主様、本当によろしいのですか?」




ア「だからここに同席している」




話を振られたお父様は外面の威厳を保ちながら話す。




エ「よろしくお願いします」






こうして、チームは正式に作られることとなった。
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