世界一幸せな国Ⅰ





こいつらの事件についてた警察は……






「ゆ……裕二ぃぃいい!!!あいつっ!ちょっと文句言ってやらねーと!」




裕二は俺が生きてた時に入ってた族の副総長。




俺が総長やっててさ。






──おいコラ裕二ぃ。テメェがいながらどうしてこんなことになった?


おかげで藍乃と彼方がこっちにきちまったじゃねぇかよ……!──




『悪い……2人とも、皆を庇うために死んだ。2人は予知夢と予知能力から自分が死ぬことは分かっていたそうだ……俺がいながら……っすまないっ!!……犯人は捕まえたが、恐らくそっちに送る』






裕二との連絡。



なんでそんなことができるか……だって?



それは、詳しくは俺もよく分からねんだが、俺が死んだ日、裕二のやつ死にかけたらしくてさ。


てか、一瞬死んだらしくてさ。

吹き返したけど。



そん時から観れる喋れる触れるになったらしくて……




触れるってのがな……



幽霊のお決まり崩すな!!って感じなんだが、おかげであいつらとは結構交流があったりしてるんだ。
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