好きのおもさ
それにまだ高校1年生なんだから、そんなに深く考えんなよ。
もっと楽しく行こうぜ!!」
「ちなみに宇川くんは何位だったの?」
そう言えば、この人の成績は知らない。
何でもやり遂げる噂を持つ彼だから、もしかしたら私より上のような気がする。
今回初めて私を上回ったとか?
「俺の学年順位は…
初のジャスト100位!!」
嬉しそうに言っている…
私の予想が外れていた。
でもまぁ、この人より私の方が成績がいいことがわかると安心する。
いや今の自分には、自分より下の人がいるのを確認することが、必要とされているのだ。
「めっちゃ表情が穏やかになってるよ」
「え?」
「その表情の方が、立山は似合ってるぞ。
いつもそれで行けばいいのに」
やばい…つい本心を出してしまった。
急いで元の表情に戻す。
「あ…元に戻った。
言わない方が良かったかな」
残念がっている彼。