好きのおもさ

それにまだ高校1年生なんだから、そんなに深く考えんなよ。


もっと楽しく行こうぜ!!」


「ちなみに宇川くんは何位だったの?」


そう言えば、この人の成績は知らない。


何でもやり遂げる噂を持つ彼だから、もしかしたら私より上のような気がする。



今回初めて私を上回ったとか?


「俺の学年順位は…


初のジャスト100位!!」


嬉しそうに言っている…


私の予想が外れていた。


でもまぁ、この人より私の方が成績がいいことがわかると安心する。


いや今の自分には、自分より下の人がいるのを確認することが、必要とされているのだ。


「めっちゃ表情が穏やかになってるよ」


「え?」


「その表情の方が、立山は似合ってるぞ。


いつもそれで行けばいいのに」


やばい…つい本心を出してしまった。


急いで元の表情に戻す。


「あ…元に戻った。


言わない方が良かったかな」



残念がっている彼。


< 131 / 471 >

この作品をシェア

pagetop