好きのおもさ
これをどう落とし前つけてくれんの?」
宇川君の制御に私は離れられなかった。
それに今の宇川君の目は尋常じゃない。
いつもならこんな怖い目をしない。
私は体が震える。
「どうすればいいの?」
いつもなら私が改善策を考える。
だけどあまりの恐怖に考えつくことができなかった。
「そうだな…よし、行くぞ」
というと宇川君は私の手首を持って、私を引っ張った。
「ちょっと待って、どこ行くの?」
「いいからおまえは黙ってついてこい」
目的地を言わない、表情もいつもと違う…
そんな宇川君が怖い。
それに私はさっき、ひどいことしたから。