好きのおもさ

すると白川さんは、私に怒鳴った。



「私達だから、そうやって無理して目を見て話そうとするの?


何で?


少しであたしたちに気を許してもらうため?


冗談じゃないよ」



「小百合。今は落ち着け」



「ごめんなさい」




2人のこういうやり取りをしていると、胸が痛む。



本当に私があんな事故を起こしてしまったんだって、思い出してしまう。




「もう許してもらおうとは思わないよ。


ただ今は、少しでも相手に不快な気持ちを与えないようにするために過ごしてるんだ」




「いつまでそんなこと続けるつもり?



あんたみたいな人殺しは、永遠に牢屋に押し込まれていればいいのよ!!!」



「小百合!!

お願いだからそういうことを言うのをやめてくれよ。


俺だって我慢してるんだから」



中島くんは白川さんを必死に止めようとしている。



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