好きのおもさ
そして友広くんが指したのを見ると、それは可愛らしいキーホルダーだった。
私は友広くんとの思い出を思い出すのをやめ、今までいた布団から抜け出す。
起ききれていない体を起こすように、私はホットミルクを飲むために準備をした。
出来たホットミルクを一口飲み、机にコトっと置く。
自分の体を地面に預けるように、ドンッと座り込む。
そして自然と思い出してしまう、白川さんと中島くんの姿。
私が友広君との思い出を巡らせていると知ったら、絶対嫌味を言ってくる。
自分の口で正当を言えばいいのに。
言えない。
そんな現実に陥っている自分が、嫌だ。
残りのホットミルクを火傷しないように気をつけて飲むと、私はコップを流しに置いて、また布団に戻った。
このまま寝てまた友広くんと関わるのは嫌だけど、正直体は疲れている。
明日は学校は休みだけど、バイトはある。
バイトでの体力の使い方にはなれたけど。
未だに友広くんとの関わりの処理の仕方はわからない。
もちろん、白川さんと中島くんも同様に。
どうしたら上手く切り抜けられるのだろう。