好きのおもさ
宇川くんは中島くんがいる逆側の柵に寄りかかった。
まるで自分は見に来た、と示すように。
「でも今この場にいる。
それはいいことだ。
まぁ彼氏もいるみたいだが?」
中島くんが勝手に宇川くんを私の彼氏発言する。
違うよ。
「宇川くんは彼氏じゃない。
それははっきりしてるんだから」
「そんな嘘つかなくていいよ。
好きなんでしょ、彼のこと」
ろくに私たちのやり取りを聞いたことないくせに、白川さんは決め付ける。
「違うよ。。。本当に違う!!!」
私は強く否定した。
「どうしてだよ!!!
どうしてお前は好きな人を作らないんだよ!!
頼むから彼氏くらい作れよ!!」
今まで見せなかった中島くんの迫力に、私は恐怖を感じ少し後ずさった。
何で?彼氏なんか作らないといけないの。
「答えてよ!!」