うさぎさんうさぎさん


「俺!駅前のカフェでもバイトしてるんす」

駅前のカフェを思い浮かべる。
あいにく私はそこの常連だ。


「それが?」

「ずっとあなたを見てて、彼氏いるって知ってたから、その落胆してたんすけど」


私は苦々しい表情を浮かべて、ストーカー?と呟く。

うさぎは明らかに焦り、違います!と否定する。

「もう話聞いて下さいよ!」

真っ赤になっているうさぎが少しだけ可愛く見えて、口角が上がった。


「とにかく、チャンスだ!って思ったんです!」

「チャンス…?」


私が首を傾げると、もっと顔を赤く染めた。


そして、

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