Golden Apple
…先輩?
振り返るのと同時にトーガに突っ込んできた弾丸。反射的にあたしはそれから遠退いた。
「久しぶりっす先輩!!」
兎に角声のデカい後輩ということは認識した。
そして、場所は変わって近くの倉庫。
「ここ来んの久しぶりだ」
「久しぶりって、卒業してから一回も来てくれてねえっすよ」
「俺も忙しかったんだよ」
「向こうの幹部なんすよね…? 大丈夫っすか」
ちら、とあたしを見る視線。
ちら、どころじゃないか。さっきから人と擦れ違う度にジロジロ見られている。