ラブサプリ
「いや…先生の仕事の邪魔しちゃて悪いなって…」

あたしは俯いたままそう答えた

「そんなことないよ、俺、由良と居れて嬉しいし」

先生はそう言ってくれてあたしの肩を抱き寄せた
「先生…」


「ほら、先生じゃねーだろ」

そう言うと抱き寄せられている肩がいきなりぎゅっと絞められた

「痛いって!一月っ」

「ん、よしそれでいい」

なんて言ってあたしの肩から手をはずし頭を撫でた。


「ほらーうちの子で遊ばない。」

キッチンでお皿を洗っていたお母さんが顔をひょこっとだした


「いいじゃないですか、これからこうして会う日が減るんですから」


え?


今先生

何って言った?
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