ラブサプリ
あたしは驚いてどうすることもできなかった

「…由良っ…」

夏来はそっとあたしの手を握ってくれた

「何があっても由良の見方だから」

「…でも」

あたしは表情を曇らせ俯いた

「っ…それより!池内に確認の方が先っしょ!?」

夏来はあたしの手をぎゅっと握って
あたしのほうをみた


「…うん」

あたしは少し心配になったけど
きっと先生なら大丈夫
そう信じてあたしは教室に入る
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