ラブサプリ
そんなことはお構いなしの先生は

「そろそろ帰るか。冷えてきたし」

と言ってあたしの手を引く、

「何?昨日のことでも思い出してたわけ?」

意地悪な笑みを浮かべてあたしに顔を近づけた。

「違っ…そんなんじゃっ…」

その間にあたしは先生にキスされていた。


「っ…一月の意地悪っ」
なんて言って
あたしは先生の手を振り放した。


「ったく可愛くないなあ」

そう言って今度はあたしの身体が先生の身体に包み込まれていった。

「でもそんなとこが可愛いよな」

先生はあたしの耳元でそう呟いた
< 234 / 400 >

この作品をシェア

pagetop