★隣のヘタレの王子様★ ★完★


「おじゃまします。」



な、なんか結婚申し込む訳じゃないのに

緊張する



「で、名前は?」



「隆次です」



「この前のナヨナヨ男か」


あ…隆次くんすこし
しゅんとなっちゃった…




「だから、なにがいけないの!?」


「だめだといったらだめだ!」

バン!!


「なんでいつもそうなのよ!
おとうさんが決めること!?それは!
私の口は何のためにあるの?
おとうさんの耳は何のためにあるの?私の意見をいっつも聞かないで!
おとうさんがそこまで私のことをしらないとは思ってもなかった。がっかり…」

いきなりの私の激怒にビックリ

そりゃ反抗期以上だからね


「ゆず…」





「俺はゆずのことが大好きです。他の子にはないものを沢山もっています。そんなゆずが大好きです…」





沈黙が続いた






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