恐愛同級生
「あっ……こ、好未……!!好未!!!!!」
絶叫して階段を駆け下りて好未の横に駆け寄る。
何度声をかけても好未の反応は一切ない。
好未に追いかけられたことによる恐怖は消え失せていた。
頭から溢れ出る血が止まらない。
目の前の血だまりがどんどん大きくなっていく。
「このままじゃ死んじゃう……。好未が死んじゃうよぉぉぉぉ!!」
頭を抱えて叫ぶあたしの隣にそっと腰を下ろす翔。
「翔……お願い……救急車を呼んで……!!」
「大丈夫だよ、莉乃」
「お願い……救急車……」
目頭が熱くなり、涙がボロボロと零れる。