愛を知る小鳥
「私はできる秘書を探していた。それが君だった。そういうことだ」
「い、意味がわかりません! 私は秘書課希望ではありません。何故総務の私なんですか? 秘書に相応しい人物は他にもたくさんい…」
「君がいいんだ」
「…っ」
真っ直ぐ美羽を見据える潤の眼差しに思わず息を呑む。
「まず君は秘書検定の資格を持っているね? それにその他にも多くの資格を有している。これは秘書としては言うことはない。それにもともと君の存在は上層部の中ではちょっとした有名人でね」
「…どういうことですか?」
「自分でも言っていたが君は短大卒だろう? うちの会社で短大卒を採用することは10年に1度あるかないかというくらい稀なことなんだ。そこで君が採用された。否が応でも自然と注目を集めているということだよ」
「…」
「総務部に聞いてみれば勤務態度は至極真面目。能力的にも申し分はないと聞いた。秘書をやる上で何の問題もないはずだ」
「…ですが、何故この時期なのでしょうか? もう部署異動の時期は過ぎているのに、こんなに急に異動の話が出るなんて…」
「それは私個人の問題だよ」
「い、意味がわかりません! 私は秘書課希望ではありません。何故総務の私なんですか? 秘書に相応しい人物は他にもたくさんい…」
「君がいいんだ」
「…っ」
真っ直ぐ美羽を見据える潤の眼差しに思わず息を呑む。
「まず君は秘書検定の資格を持っているね? それにその他にも多くの資格を有している。これは秘書としては言うことはない。それにもともと君の存在は上層部の中ではちょっとした有名人でね」
「…どういうことですか?」
「自分でも言っていたが君は短大卒だろう? うちの会社で短大卒を採用することは10年に1度あるかないかというくらい稀なことなんだ。そこで君が採用された。否が応でも自然と注目を集めているということだよ」
「…」
「総務部に聞いてみれば勤務態度は至極真面目。能力的にも申し分はないと聞いた。秘書をやる上で何の問題もないはずだ」
「…ですが、何故この時期なのでしょうか? もう部署異動の時期は過ぎているのに、こんなに急に異動の話が出るなんて…」
「それは私個人の問題だよ」