愛を知る小鳥
「布団ならあるだろ?」
「…え?」
「俺のベッドがあるだろ?」
彼のベッドを私が使えということだろうか? でも居候の分際でそれは躊躇われる。
「でも、専務をソファーで寝かすなんて図々しいことはさすがにできないですから…」
「何言ってんだよ。俺も一緒に寝るに決まってるだろ」
「_____」
鳩が豆鉄砲を食らったような顔とはこういうものだろうか。
それを体現した顔で美羽が絶叫した。
「なっ、何を言ってるんですか! そんなの無理に決まってるじゃないですか!」
「なんでだよ」
あり得ないと首を激しく振る美羽をよそに、潤は至って普通にサラッと答える。
「お前と一緒に寝るのは今更だろ?」
「うっ、そ、それは…」
その通りだ。彼には何度も寝顔を見られているし、昨日に至っては一緒に寝ていたのだ。記憶にはないが、あの感覚は彼に抱きついていたのではないか…と思う。思い出しながら顔が真っ赤に染まっていく。
「言っただろ? 変なことはしないって」
「でも…」
「それに。まだお前を一人で寝かせるのは心配なんだよ。自分では気付いてないかも知れないけど、お前いつもうなされてる。苦しそうな姿を見るのは嫌なんだ。俺と一緒の時は落ち着いて寝てるし、しばらくは俺と一緒にしとけ」
確かに、彼の言うとおりほぼ毎日のように悪夢にうなされている。朝までぐっすり寝ることなんておそらくないんじゃないだろうか。夜中に何度も何度も目が覚めては朝を迎える。それが美羽にとっての日常だった。
でも昨日は違った。全身に不思議な温かさを感じてから、その気持ちよさで朝までぐっすり眠っている自分がいた。あれは彼と一緒だったから…?
「…え?」
「俺のベッドがあるだろ?」
彼のベッドを私が使えということだろうか? でも居候の分際でそれは躊躇われる。
「でも、専務をソファーで寝かすなんて図々しいことはさすがにできないですから…」
「何言ってんだよ。俺も一緒に寝るに決まってるだろ」
「_____」
鳩が豆鉄砲を食らったような顔とはこういうものだろうか。
それを体現した顔で美羽が絶叫した。
「なっ、何を言ってるんですか! そんなの無理に決まってるじゃないですか!」
「なんでだよ」
あり得ないと首を激しく振る美羽をよそに、潤は至って普通にサラッと答える。
「お前と一緒に寝るのは今更だろ?」
「うっ、そ、それは…」
その通りだ。彼には何度も寝顔を見られているし、昨日に至っては一緒に寝ていたのだ。記憶にはないが、あの感覚は彼に抱きついていたのではないか…と思う。思い出しながら顔が真っ赤に染まっていく。
「言っただろ? 変なことはしないって」
「でも…」
「それに。まだお前を一人で寝かせるのは心配なんだよ。自分では気付いてないかも知れないけど、お前いつもうなされてる。苦しそうな姿を見るのは嫌なんだ。俺と一緒の時は落ち着いて寝てるし、しばらくは俺と一緒にしとけ」
確かに、彼の言うとおりほぼ毎日のように悪夢にうなされている。朝までぐっすり寝ることなんておそらくないんじゃないだろうか。夜中に何度も何度も目が覚めては朝を迎える。それが美羽にとっての日常だった。
でも昨日は違った。全身に不思議な温かさを感じてから、その気持ちよさで朝までぐっすり眠っている自分がいた。あれは彼と一緒だったから…?