愛を知る小鳥
それからの日々はあかねが言っていた通り何かと業務が立て込んでいて、瞬く間に過ぎ去っていった。
その間に何度かこの前の様なパーティに出席することもあったが、前回のことで潤の方が相当警戒を強めていたようで、会場の外では徹底的に美羽の傍を離れようとせず、その効果は絶大だったらしくあの時のようなトラブルが起きることは一切なかった。
一定の距離感があるとはいえ、会場の外でも潤がずっと離れないことで周囲から痛いほどの視線を投げつけられていたのは言うまでもないのだが…
そしてあの時痛めた手足もほぼ完治していた。
実は、潤に詰め寄られた時にいつボロが出てしまうかと戦々恐々としていた。突き落とされた翌日、本当は歩けないんじゃないかと思うほどの痛みがあった。よく怪我した時よりも後日の方が痛いと聞くが、まさにその通りだったのだ。
足の捻挫に手首にも軽い捻挫。おまけにお尻や腰も打っていて、数日経ってからの体は悲惨な色をしていた。だがどうしても病院には行きたくなかったため必死で平然を装った。
勘の鋭い潤のことだから、きっと本当はそれも見抜いていたに違いない。シラを通したが、落下したことと薫が関係していることにすぐ気づいてしまうような人だ。自分の怪我の状態などお見通しだっただろう。
それでも敢えて気づかないふりをしてくれたので思い切りそれに甘んずることにした。なるべく動き回るような業務を回してこない潤のさりげない配慮もあり、美羽が思っていたよりも早く状態は良くなっていた。
美羽は潤の一連の対応で彼はやはりかなりの切れ者だと実感していた。
その間に何度かこの前の様なパーティに出席することもあったが、前回のことで潤の方が相当警戒を強めていたようで、会場の外では徹底的に美羽の傍を離れようとせず、その効果は絶大だったらしくあの時のようなトラブルが起きることは一切なかった。
一定の距離感があるとはいえ、会場の外でも潤がずっと離れないことで周囲から痛いほどの視線を投げつけられていたのは言うまでもないのだが…
そしてあの時痛めた手足もほぼ完治していた。
実は、潤に詰め寄られた時にいつボロが出てしまうかと戦々恐々としていた。突き落とされた翌日、本当は歩けないんじゃないかと思うほどの痛みがあった。よく怪我した時よりも後日の方が痛いと聞くが、まさにその通りだったのだ。
足の捻挫に手首にも軽い捻挫。おまけにお尻や腰も打っていて、数日経ってからの体は悲惨な色をしていた。だがどうしても病院には行きたくなかったため必死で平然を装った。
勘の鋭い潤のことだから、きっと本当はそれも見抜いていたに違いない。シラを通したが、落下したことと薫が関係していることにすぐ気づいてしまうような人だ。自分の怪我の状態などお見通しだっただろう。
それでも敢えて気づかないふりをしてくれたので思い切りそれに甘んずることにした。なるべく動き回るような業務を回してこない潤のさりげない配慮もあり、美羽が思っていたよりも早く状態は良くなっていた。
美羽は潤の一連の対応で彼はやはりかなりの切れ者だと実感していた。