愛を知る小鳥
「専務! お疲れ様です」
扉から姿を現したのは潤だった。成田はその姿を確認するとすぐに席を立って潤のためにスペースを空けた。潤は考えることもなく自然な流れで美羽の隣に腰掛け、美羽は慌てて空いたグラスにビールを注いだ。
「お疲れ様です。お仕事は大丈夫なんですか?」
「あぁ、もともとちょっと確認したいことが残ってただけなんだ。悪かったな、お前の歓迎会なのに遅れて」
潤はネクタイを緩めると、注がれたビールを一口あおった。
「とんでもないです。まさか専務が参加されるとは思ってもいませんでしたので」
「なんでだよ」
「あっ、いえ。私たちと専務の様な方々が一緒に飲み会なんて、なんだか想像がつかないというか…」
「俺がいると不服か?」
「いやっ、決してそういうことでは…!」
ブスッと不満そうに答える潤を見て美羽はあわあわとどうしていいのかわからない。そんな潤と美羽の姿を見て成田がニヤニヤしている。
「専務~、来て早々香月さんをいじらないでくださいよ~」
「専務は基本ドSですからね」
「でも香月さんをついついいじりたくなる気持ちはなんだかわかります。反応が小動物みたいで可愛いんですよね」
成田とあかねがうんうんと勝手に納得している。
いきなりこんな無礼講でいいのだろうか?と不安になったが、当の本人は全く気にしていない様子で、どうやらこういうことは珍しいことではないようだ。
扉から姿を現したのは潤だった。成田はその姿を確認するとすぐに席を立って潤のためにスペースを空けた。潤は考えることもなく自然な流れで美羽の隣に腰掛け、美羽は慌てて空いたグラスにビールを注いだ。
「お疲れ様です。お仕事は大丈夫なんですか?」
「あぁ、もともとちょっと確認したいことが残ってただけなんだ。悪かったな、お前の歓迎会なのに遅れて」
潤はネクタイを緩めると、注がれたビールを一口あおった。
「とんでもないです。まさか専務が参加されるとは思ってもいませんでしたので」
「なんでだよ」
「あっ、いえ。私たちと専務の様な方々が一緒に飲み会なんて、なんだか想像がつかないというか…」
「俺がいると不服か?」
「いやっ、決してそういうことでは…!」
ブスッと不満そうに答える潤を見て美羽はあわあわとどうしていいのかわからない。そんな潤と美羽の姿を見て成田がニヤニヤしている。
「専務~、来て早々香月さんをいじらないでくださいよ~」
「専務は基本ドSですからね」
「でも香月さんをついついいじりたくなる気持ちはなんだかわかります。反応が小動物みたいで可愛いんですよね」
成田とあかねがうんうんと勝手に納得している。
いきなりこんな無礼講でいいのだろうか?と不安になったが、当の本人は全く気にしていない様子で、どうやらこういうことは珍しいことではないようだ。