愛を知る小鳥
一人残された美羽はただただ呆然と立ち尽くす。




何故…?

私は秘書課など希望していない。

そもそも何故短大卒の、ほぼ新人と変わらないような私が?

わからない、何を考えてもわからない…



なんとか自分なりに考えを纏めようとするのだが、
考えれば考えるほど謎は深まるばかり。
これはきっと何かの間違いなんだ。
専務に直接話をすればきっとわかってもらえるだろう。



どう考えても納得できる答えに至ることが出来ず、
半ば強引にそう結論づけた美羽は、
約束の3時まで邪念を払うかのようにひたすら仕事に没頭した。
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