翼~開け放たれたドア~
「ごめんなさい…」

とりあえず謝っといた。

そんな俺の近くでは…

「飛鳥。俺もそれ疑問に思ってたけど言わないでおいたのにさ…。
何やってるの?」

「ご、ごごごごめんなさい!!」

同じく、品川直に全力で頭を下げる本田飛鳥の姿があった。

しかも、俺よりも焦ってかみまくってるし。




…なんなんだ、この図。

元とはいえ王覇の総長なのに、副総長に頭下げてる俺。

んで、黒い笑いを浮かべる品川直に土下座する勢いの本田飛鳥。

あぁ…もう。

俺、なんかすげぇ泣きそうなんだけど…。

威厳もクソもねぇじゃねえか。





「あー、めんどくせぇ。
さっさと話せよ、雷」

「わーってるっつーの。あの人はな…」
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