俺って.......ブサイク?
「私ね、新田くんのイイところ、いっぱい知ってるよ。今みたいに、変に飾らないで、いつも真っ直ぐで一生懸命なところも大好き。」

「.......高木?」



高木の目が潤んでいるように見えるのは、気のせいじゃないと思う。

でも、俺、そんなに感動的な場面、作ってあげられたのかな?

無我夢中だったから、正直なところ、あんまり細かく憶えてないんだけど.......



多分、.......ううん、いや、きっと、これで良かったんだよね。

だって、俺の目の前にいる大切な人からは、何だかとてもイイ匂いがして、抱きしめた身体は温かくて気持ち良くて、俺だけに向けられた涙まじりの嬉しそうな笑顔は誰よりも可愛くて.......

こんな幸せ、味わったことないって、素直に思えたから。

何となくだけど、高木からも同じ気持ちが伝わってきたから。
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