脱力彼氏。〜クリスマス編〜

「出かけようか」




その一言にぽかんとするあたしと凛ちゃん。




「凛はお留守番」




翔が凛ちゃんにそう告げると、




「え・・・・・?」




と泣きそうな顔になる凛ちゃん。




「翔、」



とあたしが声をかけたとき、




「ごめんね凛。今日は前から菜奈と過ごすって決めてたから」




ポン、と凛ちゃんの頭に翔が手を置けば、




「・・・・・わかった」




と目に涙を貯めて凛ちゃんは言った。

< 14 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop