【短】不器用男子とFirst♡Kiss
「……生意気」
「えっ?」
「俺を好きにさせた責任、これからちゃんと取れよ」
「え!?ちょ、相田くん……!?」
最後にニヤリと笑って、相田くんはまたあたしに唇を落とした。
小さなリップ音とともに唇が離れて、相田くんがあたしの耳元に口を寄せる。
そして、こうささやいた。
「俺と、付き合え」
ーー無愛想でクールとウワサの彼は、本当は不器用で照れ屋で。
でも、彼からのキスはものすごく甘い。
……恋の味がした。
〜END〜
