ここに在らず。
いつまで続くのだろう。もう今日で何日目?
そんなに経っていないのは分かっているけれど、それは外の人から見たらの話。私にとってこの数日間の辛さは今までの比ではなかった。
延々と続く一人の時間。
今まではジッと耐えるだけだった。扉が開いてようがなんだろうが関係無く、私はこの部屋で兎に角お仕置きが終わるのを待つだけだった。しかし、今はそれが出来ない。待つだけだなんて思えない。閉じた扉が私を絶望へと導く。
もうあの人に会えない。
その現実が、私を追い詰める。
前回はあんなに楽だったのに。彼の存在を思うだけで暗闇がいつもと違うものに思えたのに。今はその存在が、私の辛さを倍増させる。