双子の弟のために 『水龍』
ー総長部屋ー

皐月side

聖「ここが総長部屋だ。」

ガチャ

「広いね…」

1人分なのに この広さって!?

ベッドがキングサイズだよ!!凄い!!

聖「皐月…こっちに座れ…」

「うん。」

私はキングサイズのベッドに座っている聖夜の隣に座ろうとしたら…

聖夜に手を引っ張られて…

聖夜の足と足の間に聖夜と同じ方向を向いて 座らせられた…

ギュッ 聖夜が抱き締めてきた…

「…聖夜…」

聖「なんだ?皐月…?」

「…はずい…////」

聖「誰もみてねーよ…」

「………/////」

聖「…ここは防音だから、あの話をしても誰にも聞かれねーよ♪」

本当に聖夜は優しい…

「ありがとう…」

聖「…」

聖「あの日…俺のために…ありがとな…」

私が★★だったときのことかな?

「だって…ほっとけなかったんだもん…」
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