冬桜 −二度咲くモノ-
眠りながらも、時折苦しそうな顔をする聖。


片手は私の手をギュッと握っているから、空いている方の手で聖の頭をなでていた。



私は、聖の中に鈴菜を見ていたのかもしれない・・・・・・。


聖の家に着いたが、やっと落ち着いた聖を起こすのも忍びないので、そのまま中溝さんが運ぶことになったが、困ったことが起った。
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