冬桜 −二度咲くモノ-
すると、響聖は私の手を取り、桜の木に自分の掌と重ねながら置いた。
「沙羅さん、僕はこれからもまだまだ、この病気と向き合わないといけない。
何年かかるかわからない。
そして、もしまだみんなが必要としてくれるなら、僕は俳優の仕事を続けて生きたいと思っている。
こんな迷惑ばかりかける男だけど・・・・・・・」
「沙羅さん、僕はこれからもまだまだ、この病気と向き合わないといけない。
何年かかるかわからない。
そして、もしまだみんなが必要としてくれるなら、僕は俳優の仕事を続けて生きたいと思っている。
こんな迷惑ばかりかける男だけど・・・・・・・」