光よ、生きて
すると君は、僕の頬に頬を摺り寄せて。
「ねぇ、できちゃった」
ぽろりと零した。
意味がわからない。
「なに?」
「ん……だから……赤ちゃん、できちゃった」
一気に目が覚めた。
体が熱を帯びていく。
予想もしなかった言葉に、こんなに興奮させられるなんて。
「ホントに?」
聞き返すのが精一杯。
今にも泣き出しそうな君を、もう一度抱き締めた。
「ありがとう」
口に出した途端、目頭が熱くなる。
どれだけ待ち望んだだろう。
もう、諦めかけていたのに……
ありがとう。
ありがとう。
何度も声に出した。
君に、僕たちの元に再び舞い降りてくれた光に、感謝を込めた言葉。