光よ、生きて
『新しい体がほしい』
病院へ通い始めた君が、口にするようになった言葉。
君はまだ、二十七歳。
決して年老いているわけじゃない。見た目も実際の年より若く見えるし、体力だってあると思う。
毎日忙しく働いている君は生き生きとしている。失礼かもしれないけれど、専業主婦をしている同級生よりも。
僕たちが出会ったころよりも寧ろ、結婚してからの方が綺麗になったと思う。
なんて、照れくさいから口に出したりできないけど。
それでも日々着実に、体は老いているらしい。見た目は変わらなくても、見えない部分はなおさらに。
早いに越したことはない。
何度も聞いてきた言葉。
よくわかっている。
では、どうすればいい?