キケンなアイツとの生活
わたしが笑うと、千夏さんも笑ってくれる。気遣わせちゃってるよね、ゼッタイ…。
「愛梨、行くよ」
「え?」
わたしの耳がおかしいのかと思った。でも、冬弥さんのほうを見れば、わたしを見ていて。避けられると思ってたのに、学校へは送ってくれるみたい…。
「愛梨ちゃん、送ってもらいなさい?」
「千夏さん……うん、行ってくる。パパも、行ってらっしゃい」
「あぁ、愛梨も気を付けて。冬弥くん、頼むよ」
「はい」
なんとなく、ぎこちないまま玄関へ行って、靴を履く。そして、正面を見上げた時、冬弥さんがわたしのほうを向いて立っていて、どうしていいかわからず目をそらした。
すると、ふわっと抱きしめられた感触に、思わずガバッと顔を上げた。すると、チュと落ちてきた冬弥さんのキスにドギマギしてしまう。
「な、な、な……」
「愛梨はまずキスから慣れさせないと」
「……っ、」
「行くよ」
「う、うん…」
あー、ビックリした…。またパパたちがいる玄関でしてきた…。パパだってこれから仕事なのに、見られたらどうするつもりだったんだろ…。
そんなことを思いながら、急いで助手席に乗り込むと、いつものように校門前まで送ってくれた。
「ありがとう、冬弥さんも行ってらっしゃい」
「あぁ、行ってきます」
「愛梨、行くよ」
「え?」
わたしの耳がおかしいのかと思った。でも、冬弥さんのほうを見れば、わたしを見ていて。避けられると思ってたのに、学校へは送ってくれるみたい…。
「愛梨ちゃん、送ってもらいなさい?」
「千夏さん……うん、行ってくる。パパも、行ってらっしゃい」
「あぁ、愛梨も気を付けて。冬弥くん、頼むよ」
「はい」
なんとなく、ぎこちないまま玄関へ行って、靴を履く。そして、正面を見上げた時、冬弥さんがわたしのほうを向いて立っていて、どうしていいかわからず目をそらした。
すると、ふわっと抱きしめられた感触に、思わずガバッと顔を上げた。すると、チュと落ちてきた冬弥さんのキスにドギマギしてしまう。
「な、な、な……」
「愛梨はまずキスから慣れさせないと」
「……っ、」
「行くよ」
「う、うん…」
あー、ビックリした…。またパパたちがいる玄関でしてきた…。パパだってこれから仕事なのに、見られたらどうするつもりだったんだろ…。
そんなことを思いながら、急いで助手席に乗り込むと、いつものように校門前まで送ってくれた。
「ありがとう、冬弥さんも行ってらっしゃい」
「あぁ、行ってきます」