〈番外編〉新撰組―鬼姫―
私は姫華、赤いずきんを被ってるから赤ずきんと呼ばれている

ネーミングセンス無さすぎだろ。そのまんまじゃねぇかとか思ったけど心の奥にしまっておいた

柚樹「おーい姫華!」

柚…じゃなくて母さんが呼んでる下にいくか

姫華「なんだよ。母さん」

柚樹「うわっ!母さんとかキモすぎる」

言うなクソが私だってキモいなとか思ったぞ

柚樹「あぁ…あのババァ…いや、ジジィ?役的にはババァね…のとこにパン届けて来なさい」

命令かよ…つか、役とか言うなや

いやいや、母さん自分の母親にババァっすか

てか

姫華「何でだよ、あいつピンピンしてんじゃん。毎日素振り10000回してんじゃん。自分で来いよ」

柚樹「いいのよ!それがストーリーなの!ごちゃごちゃ言わずにはよ行け馬鹿!」

そして私は外に放り出された

姫華「随分と口の悪い母親なことで…」

……………

姫華「……おい、パン」

パンがなきゃ行けないだろ

ドアからパンの入った籠が

姫華「パンを忘れるな。つうか投げるな」

家の中から母さん《うるさい!》と言う声が聞こえた

姫華「はぁ…行くか」

私は森へ足を進めた
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