詩集
散歩道
いつの間にか

雲が去ったあとの

柔らかい日差しの中にいた


君をおもってた
そんな午後にさ


柔らかい日差しは笑ってて


春の風も笑ってて


僕も思わず笑顔さ




細い一本道を

君が歩いてくる

僕の方へ

ゆっくり


柔らかい笑顔を浮かべて



その光景は美しく
どんな日の午後より
僕の中で輝いた


柔らかい光に包まれながら

僕らは道を歩く


午後の散歩道を




君がいなくちゃ


風景は色褪せてしまう

君がいなくちゃ

僕の心も色褪せてしまう


隣で歩こう

一緒に歩こう

いつも

いつまでも
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