144のカウントダウン
なんやかんやして、アタシ達は夕方5時に家を出た。
「またね。サクちゃん。」
「うん。」
「咲来、明日またあおうな。」
理央の家には明日いく。
勉強会なのだが
「お?バカップルの誕生か?」
カノちゃんと光はちゃかす。
「そんなんじゃないってばあ~!」
アタシは言い返すが、2人は一枚上手だ。
「ねえねえ、サヨナラのちゅーとかしちゃいなよ♥」
「ひゅーひゅー!みまもっててやるからよ!」
「みないでよ!もう・・・!」
じっさい、そんなことを言われながら内心ちょっぴりうれしかったのだが。

「じゃ、さよならね。」

2人は帰っていく。

「俺も帰るは。」

そういって理央はちゃっかり・・・・・・。

「う、うん、じゃあね。」

「あした・・・な?」

「うん。」

結局アタシ達は何も変わらないのだった。

これで、アタシのどたばた7日間が終わったのだ。
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