キスから始まるセカンドラブ
昼勤終わりに俺を待っていた裕美と多分新しい彼氏と思われる男。男は俺を睨みつけて低い声で話があるとだけ言った。




家に招きいれるといきなり怒鳴りつけられる。




「裕美を付けて怯えさせていたのは女だよ。あんたが夜勤のときに荷物を取りに来た時ご丁寧に女が全部話してくれた」



女?そんな疑問が頭を過った。俺には裕美がいたからそんな親しい女なんていない。


俺は、間違っても彼女がいるときに不誠実なことはしない。それまで黙っていた裕美がゆっくりと口を開いた。
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