キスから始まるセカンドラブ
奈々を抱き上げて寝室のドアを開けるとベッドにフワリと落とす。その横に寝そべってまた彼女を抱きしめる。


恥ずかしそうに視線を外す奈々に逃がさないと言わんばかりに額に額をぶつけた。後、数センチ触れたらもう止まらない。


「そう。ずっと好きだった奈々が俺を見てくれてると思ったら止まらなかった。キスしたかった。でも、奈々はいきなりで嫌だったよな」



「・・・嫌じゃなかったです。私、あのキスで洸汰さんを好きになってしまったから」



「・・・奈々、俺とここで結婚前提として付き合ってくれませんか?」
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