Glass slipper☩シンデレラボーイは甘く永遠に腹黒に☩
真っ赤になってうろたえる私に悠里は笑いながら頭に軽いキスを落としてパジャマの上着を羽織らせる。
「ご飯食べよっか。用意するからリビング行こう。」
嬉しそうに言ってひょいっと私を抱えあげる。
「悠里、私歩けるよ。」
「それは嘘。」
…ですね。
歩けるとは思うけど今は気怠くて指一本動かすのも億劫なの。
悄然とする私に悠里がキラッキラの笑顔を向ける。
「でも大丈夫。動けない間は僕が手取り足取り全部お世話してあげるんだから。」
「…………。」
ウキウキ弾んだその笑顔は欲しかった着せ替え人形を手に入れた小さな女の子の如くで。
………私は束の間、××ちゃん人形の気分を味わう事になる。